1分でわかるクリスチャンのキーポイント
テーマ:白い馬
黙示録の中心部分は、白馬(6章)で始まり、白馬(19章)で終わっていて、白馬が特別なポイントとなっています。
そしてこの白い馬に乗っている方がいます。
その乗っている方とは誰でしょうか?
まずは、黙示録19章11〜16節から見ていきましょう。
ここで白馬に乗った方は、「忠実また真実」「神の言葉」「王の王」と表現されていますから、まさに主の実質を表した言葉です。
つまり、乗っているのはキリストであることがわかります。(キリストに従ってクリスチャンも神の軍となって再臨の時反キリストと戦い、キリストの軍が圧倒的な勝利を得るのです。)
次に、6章2節ですが、弓が戦いを表すということと、白い馬の後に赤い馬、黒い馬、青ざめた馬と、いずれも悪いことばかりが続くことから、6章の白い馬に乗るのは反キリストだとする説がありますが、19章でも戦いの表現はありますし、裁きのはずの封印やラッパにも裁きでないことが含まれているので、それらは妥当ではありません。
しかも、反キリストは、第4の封印の青ざめた馬の所で獣として出て来るので、封印の裁きに2度反キリストがでてくることはないでしょう。
むしろ、キリストと考えれば、19章と同じ白い馬に乗っていますし、黙示録では白は全て義を表すものとして使われていることを見ても妥当と考えられます。
また、6章、19章とも冠が与えられているところも同じです。
以上から、6章の白馬に乗る方もキリストであり、白馬に乗る者の勝利は、キリストの勝利、宣教の勝利を表します。
患難時代の初めに、キリストによる勝利、つまり、使徒の働き2章のヨエルの預言の成就である、後の雨リバイバルの本格的な激しい働きが起こり、宣教の働きが全世界に一気に進んでいくのです。
白馬は、まさにキリストの勝利が大きく現れる象徴なのです。トの勝利が大きく現れる象徴なのです。