カリスマセミナー #03
「9つの御霊の賜物は聖霊の満たしによって全て出来る」
パウロ秋元牧師
しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。
使徒の働き 1章8節
聖書 新改訳©2003新日本聖書刊行会
カリスマセミナー #02
伝道に無力さを感じるときに ポイントは聖霊のバプテスマ
パウロ秋元牧師
しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。
使徒の働き 1章8節
聖書 新改訳©2003新日本聖書刊行会
1分でわかるクリスチャンのキーポイント
復興ローマ帝国
聖書を見ると、終末の時代はヨーロッパが世界の中心になることがわかります。
中東和平に関しても、現在はアメリカが中心的に動いているように見えますが、成功させるのはヨーロッパから出る反キリストです。
さて、黙示録にはローマ帝国が再び現れてくることが予告されています。
13章1節に出てくる「獣」が何百年も前に滅びたはずのローマ帝国を表していて、このローマ帝国が世界をリードしていくことになります。
そして、ローマ帝国はすでにその姿を現し始めています。それはEUです。
EUはヨーロッパを統合しようとする新しい試みでしたが、その地域と民族は、明らかにかつてのローマ帝国と合致します。
また、EU内での出入国審査の廃止による行き来の自由や、統一通貨ユーロなど、既に1つの国に向かって進んでいます。
このEUは、患難時代の真ん中で一つの国となります。その国がEUと名乗るかどうかはわかりませんが、これがローマ帝国の再来です。そして、復興したローマ帝国、つまり、ヨーロッパが世界の中心になるのです。
しかし、このEUには注意しなければなりません。
黙示録12:3に「見よ。大きな赤い竜である。7つの頭と10本の角とを持ち」とありますが、これはサタンを指しています。さらに13:1はEU、つまり、復興ローマ帝国を表していますが、「海から一匹の獣が上(のぼ)って来た。これには10本の角と7つの頭とがあった」とあるようにサタンと同じ表現が用いられています。
つまり、EUはサタン的実質を持った国として描かれているのです。
復興ローマ帝国は反キリストをリーダーとして全世界を支配するようになります。
1分でわかるクリスチャンのキーポイント
テーマ:白い馬
黙示録の中心部分は、白馬(6章)で始まり、白馬(19章)で終わっていて、白馬が特別なポイントとなっています。
そしてこの白い馬に乗っている方がいます。
その乗っている方とは誰でしょうか?
まずは、黙示録19章11〜16節から見ていきましょう。
ここで白馬に乗った方は、「忠実また真実」「神の言葉」「王の王」と表現されていますから、まさに主の実質を表した言葉です。
つまり、乗っているのはキリストであることがわかります。(キリストに従ってクリスチャンも神の軍となって再臨の時反キリストと戦い、キリストの軍が圧倒的な勝利を得るのです。)
次に、6章2節ですが、弓が戦いを表すということと、白い馬の後に赤い馬、黒い馬、青ざめた馬と、いずれも悪いことばかりが続くことから、6章の白い馬に乗るのは反キリストだとする説がありますが、19章でも戦いの表現はありますし、裁きのはずの封印やラッパにも裁きでないことが含まれているので、それらは妥当ではありません。
しかも、反キリストは、第4の封印の青ざめた馬の所で獣として出て来るので、封印の裁きに2度反キリストがでてくることはないでしょう。
むしろ、キリストと考えれば、19章と同じ白い馬に乗っていますし、黙示録では白は全て義を表すものとして使われていることを見ても妥当と考えられます。
また、6章、19章とも冠が与えられているところも同じです。
以上から、6章の白馬に乗る方もキリストであり、白馬に乗る者の勝利は、キリストの勝利、宣教の勝利を表します。
患難時代の初めに、キリストによる勝利、つまり、使徒の働き2章のヨエルの預言の成就である、後の雨リバイバルの本格的な激しい働きが起こり、宣教の働きが全世界に一気に進んでいくのです。
白馬は、まさにキリストの勝利が大きく現れる象徴なのです。トの勝利が大きく現れる象徴なのです。
1分でわかるクリスチャンのキーポイント
テーマ:反キリスト②
反キリストは、復興ローマ帝国、つまりヨーロッパから出てきます。
彼は、EUのリーダーとして頭角を現してきた時、EUの3人のリーダー、政敵を打ち倒します。聖書では打ち倒すとあるので、政争で勝つというような生易しいことではないでしょう。場合によっては、3人の政敵を殺してしまうのかもしれません。ともあれ、力をもって政敵に打ち勝つのです。その結果、彼は、ヨーロッパを支配することになります。
しかも、彼に象徴的な出来事が起こります。黙示録13章3節、4節にあるように、暗殺かテロに遭い、もうダメかというところまでいくと思われます。世界の人々が死ぬのではと思ったにもかかわらず、彼は、奇跡的な形で回復します。復活ではありませんが、サタンはあたかも復活したかのように見せるのです。それを世界中の人々が見て、驚き、反キリストはさらなる圧倒的な人気と、圧倒的な力を持つようになります。彼は、礼拝の対象になるほどの圧倒的な力を持つようになります。
また、反キリストは、けがれた口で、大口を叩きます。彼は、聖所に自分の座を設けるだけではなく、神と携挙されたクリスチャンをののしります。
このように患難時代に神に逆らって猛威を振るう反キリストですが、最後はキリストの地上再臨の時に、キリスト軍の前に完全に敗北し、偽キリストとともにゲヘナに投げ込まれることになります。神の圧倒的な勝利が現されるのです。
1分でわかるクリスチャンのキーポイント
テーマ:反キリスト①
反キリストは、7年間の患難時代に台頭する、世界のリーダーでありキリストの敵です。
彼の後ろにはサタンがいて、全世界を支配し、クリスチャンを迫害し、神になろうとします。
その反キリストが聖書で最初に出てくるのはダニエル書9章26節、27節です。
この「来るべき君主」が、反キリストと思われ、彼によって中東和平が締結されます。
中東地域に平和が来たという喜びの報道がなされ、その立役者となった反キリストは平和の使者として、また、新しい時代を切り開く有能なリーダーとして絶賛されることになると思われます。しかし、皮肉なことにそれは平和のスタートではなく、患難時代のスタートとなり、殺戮と死と迫害の時代の入り口となるのです。
この反キリストは、患難時代前半の第4の封印、青ざめた馬のところで獣として出てきます。普通、獣といって頭に浮かぶライオンとかトラなどで何千、何億も人は死にません。また、黙示録で獣と呼ばれているのは反キリストと偽キリストとローマ帝国ですが、偽キリストは反キリストに従いますし、ローマ帝国の支配者は反キリストです。つまり、この獣は、反キリストを示唆していると思われます。
この後に開かれる第5の封印では反キリストによって殺され、殉教したクリスチャンの裁きを求める叫びが出てきます。患難時代前半においても反キリストによる粛清、反キリストによるクリスチャンの大量虐殺が起こるのではないかと思われます。患難時代前半に活躍する2人の預言者も反キリストによって殺され、3日後に復活するまでエルサレムにさらされます。
さらに、ダニエル書12章7節、黙示録13章5節、7節を見ると、反キリストが42か月間、つまり3年半の大患難時代に活動する権威が与えられ、一時的ではありますが、聖徒に打ち勝つことが許されるとあります。患難時代前半よりもクリスチャン迫害はさらに厳しいものとなり、反キリストを拝まず、獣の刻印を受けない者はみな殺されて、殉教することになります。